熱交換塗料について
最近時々耳にする熱交換塗料って何ですか?
熱交換塗料は熱をさえぎったり反射したりするものではなく、塗膜の中で運動エネルギーに変えて消費してしまう、というものなのです。東日本大震災後の節電騒動でNHKのニュースでも取り上げられて俄然注目を浴びることになった新しい塗料なのです。
じゃぁ、その遮熱塗料と熱交換塗料では簡単に言うとどこがどう違うの?
一番の違いは冷熱(冷たさ)も運動エネルギーに変えてくれて、建物内部に伝わる冷たさも減らしてくれる、ということでしょうか。もちろん反射による効果ではないので屋根などに使われる、黒っぽい色の塗装もできます。塗装の表面が汚れてしまってもこれらの効果は持続します。遮熱塗料では先の効果はありませんし、黒の塗料もありません。黒い色は熱を吸収しやすいですからね。
ちょっと極端な言い方ですけど遮熱塗料を施工すると冬はもっと寒くなりますよ。
お値段は高いんでしょう? それに見合った見返りはあるの?
金額の比較は下の表をご覧ください。 それにこの塗料は国連が認証した温室効果ガス削減プロジェクトから得られる 「認証済排出削減量」 を取得した特殊な塗料でもありますので、お家に塗っていただくだけでCo2削減に寄与することになるのです。ちなみに250㎡(平均的2階建て1軒屋)で400kgのカーボンオフセット認定書が発行されます。 あなたのお家に塗装するだけでCo2の排出削減、ひいては地球温暖化現象にも歯止めをかけることができるのですよ。どうです?すごいでしょう。
空気触媒について
和室等の襖、障子がある部屋の噴霧は問題ないのでしょうか?
基本的には問題はありません。室内の湿気が一時的に、少々上昇する程度にお考えください。全ての施工において細心の注意を払うのは当然ですが、特に襖等(水に弱いもの)の場合は更に気を配ります。
ガラス面への施工は大丈夫ですか?
可能です。但し、特殊なシールが張ってある等の場合には、定着させることが出来ないこともあります。ガラス面の汚れがひどい場合には、施工前に清掃する必要があります。ガラス面に施工した場合、施工直後に少しガラス面が曇りますが、直ぐに元に戻ります。
家具への噴霧が有効なのは何故ですか?
セルフィールの効果は、施工面積と室内の空気との接触面の大きさに依存します。セルフィールを家具に噴霧することは、家具から発生したVOCを素早く分解するのみならず、施工面積と室内の空気との接触面の広くすることになりますので有効です。
セルフィールを施工した壁の前に家具を配置すると、壁面のSelfeelと循環する空気との接触が損なわれかねません。従って、壁面のみならず家具にも Selfeelを施工することが、室内に循環する空気とSelfeelとの接触が効率的であることから、家具への施工が効果的であるといえます。
施工前に準備する事はありますか?
簡単な清掃をして頂く程度で、特別な準備は必要ありません。室内に持ち込む施工用の機器類は小型であり、エアーコンプレッサーも肩にかけられる程度のものです。また、セルフィールは天然由来の無機物であり、その安全性は証明されています。それでも気になるものにはタオル程度を掛けておけば充分でしょう。
施工後心掛ける事はありますか?
初めのうちは換気に心掛けて頂く程度で、普段通りの生活で大丈夫です。噴霧直後は部屋が若干霧状になっていることがあります。この場合、霧が収まってから換気を行うようにして下さい。霧状は、大旨30分から2時間程度で収まります。